消臭剤のメカニズムには、化学的消臭法、物理的消臭法、生物的消臭法、感覚的消臭法があります。このページではその方法を詳しく解説したいと思います。

化学的消去法と物理的消去法

化学的消臭法は、悪臭の元となる成分と消臭剤の成分を化学反応させ、無臭の成分にしてしまう方法です。直接化学反応させる中和反応と、酸化物を消臭成分に入れて無臭の酸化物に変える酸化反応があります。
狙った悪臭原因物質に的を絞った選択制の高い消臭が可能です。消臭容量が比較的大きいのもメリットです。また、悪臭物質の再放出が非常に置きにくい方法です。
デメリットは、1つの消臭剤で複数の悪臭原因物質(特に極性の異なるもの)の消臭を同時に行うことが比較的困難なことです。

物理的消臭法は、悪臭の元となる成分を抑え込んだり、包み込んだりしてしまう物質を用いる消臭法です。そのタイプによって、吸着、包摂といった種類があります。
1つの消臭剤で複数の悪臭物質の消臭を同時に行うことが比較的容易です。
デメリットは、選択制の高い消臭が比較的困難で、消臭容量が比較的小さく、悪臭原因物質の再放出が起き易いことが挙げられます。

生物的消去法と感覚的消去法

生物的消臭法は、生ゴミなどバクテリアの繁殖による悪臭を消す方法。抗菌剤などを用いて繁殖を防止する方法や、微生物を用いてバクテリアを分解してしまう方法などがあります。

感覚的消去法は、悪臭を芳香成分で包み込んでしまう方法です。
芳香成分を強くして悪臭をごまかしてしまうマスキングという方法と、悪臭の元となる化学成分を良い香りの元となる構成成分に取りこんでしまうペアリングという方法があります。効果が高いのは後者。
有害な悪臭原因物質の消臭という観点から見た場合は、効果を得ることができません。